ドローン写真測量の紹介

ドローン(UAV)写真測量とは

国土交通省が提唱した新基準 i-Construction (アイコンストラクション)。
ドローン (UAV) 写真測量はその技術の中のひとつで、 ドローン(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)で低空飛行しながら連続撮影した写真をもとに画像解析を行い、3次元モデルの作成・測量を行います。

i-Constructionとは? = 調査・設計・測量から施工・維持管理・検査までのすべてのプロセスにおいて 3次元情報を活用し、生産性向上・作業効率化を実現するための取り組み。

飛行中のドローン現場写真

樹木の下、垂直壁などの撮影角度の工夫で測定可能。

ドローンで撮影した写真/写真をもとに3次元データを作成/3次元計画/横断図


ドローン(UAV)写真測量のメリット

DJI-INSPIRE-2・ヘリポート・横断図

1…危険な箇所や災害現場など、立入困難な場所でも安全!

ドローンで低空飛行しながら写真を撮影するので、人が直接侵入する必要なし。立ち入りが困難な場所や危険が伴う場所でも安全かつ容易に測量ができます。

2…垂直面やオーバーハングした地形でも測量可能!

真上からだけでなく45度方向からの撮影ができるため、垂直面やオーバーハングしている箇所でも対応できます。

3…測量にかかる時間や労力を短縮

ドローンで連続撮影した写真をもとに専用ソフトで3次元データを作成。
横断測量の必要もありません。

4…幅広い用途で活用できる!

作成した3次元データは、任意のどんな角度からでも検討が可能。
一度測量してしまえば、様々な提案や協議・検討に活用できます。

任意の箇所の横断図を2次元ソフトで出力できる!断面図も作成できるので、施工の検討や図面作成にも!土量計算も可能!測量のために撮影した航空写真も活用できます。

5…測量後の掘削も効率的!(丁張り不要)

ICTバックホウで掘削を行う場合、3次元データの情報をバックホウに入力することで、丁張りの設置作業が不要になります。